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「住まい」について思うこと

塗装工事に向き合う

2018.07.21

築10年の建物・・・・

10年前、完成されたマイホームを前に色々な夢を描いていたと思います。

10年はいろいろな意味で節目になります。

その節目に思うことのひとつに・・・・「塗り替えをそろそろ考えなければいけないのかな~~」だと思います。

どの建物でも劣化が進行してしまい「塗り替え」を考えなくてはならない時期が必ず来てしまうのです。

「住まいの塗り替え・修繕工事への考え方」でも少し触れていますが、ご自分のご自宅をじっくり見直したときに、目視で確認できる経年劣化が嫌でも目に入ってきます。

その瞬間、今後の色々な事が頭の中で駆け回ります。

例えば・・・・・・・

塗り替えるにはどれくらいの予算がかかるのかな~?
どこに相談すればいいのだろう?
業者はどう探せばいいのかな~?
訪問販売やチラシの業者はどうなんだろう?
業者に騙されないだろうか?

初めて塗り替えを考えるご主人様や奥様は、何から準備をしなくてはならないのか・・・手探り状態になってしまい動きが止まってしまうものです。

結局のところ、「まだ大丈夫そうだから、来年考えよう!そうしようそうしよう!!」となってしまいズルズル年数が経過していくのです。

私もこの建築業界は30年近く携っておりますが、必ずしも全ての建物が10年で塗り替えをしなくてはいけないとは言いません。
今の建物の状況をしっかり見極めて計画を立てればいいのではないでしょうか?

計画を立てる時点で確実に塗り替え工事に対して向き合うことになります。

慣れないことに向き合うことは大変疲れます。特に塗り替え工事に関しては、業界自体グレーな部分が多すぎてしまい、お客様が調べるにも限界があります。

塗り替え工事は単純な工事ではなく、足場・補修・シール・塗装・防水・屋根・基礎・敷地内、御近隣・・・・色々な方向から細かく見ていかないとトラブルが発生してしまいます。

塗り替え工事はご家族と施工業者との関係が良好な状態で信頼関係がないと良い工事はできません。

打ち合わせはお互いに探り合いの場でもあります。

どれだけ本心でお話ができ、悩み事や不明点を両者が共感できわかりあえるかだと思います。

それが始まりであり、今後の長いお付き合いに繋がっていくと確信しております。

施工業者も人です。感情や思い入れは確実にあります。



今後も「住まいについて思うこと」では、裏話をどんどん載せていきますので機会があれば是非読んでください!